FISU主催2018世界大学選手権大会に係る新聞記事について
2017年03月14日
≪FISU主催2018世界大学選手権大会に係る産経新聞(平成29年2月28日付)の記事について≫
産経新聞(平成29年2月28日付け)の「チア国内団体"ねじれ"」、「IOCとJOC傘下に別組織」、「世界大会派遣めど立たず」との見出しでFISU(国際大学スポーツ連盟)が平成30年に開催する世界大学選手権への派遣をめぐる国内のチアリーディング団体の状況を記載した記事が掲載されました。
同記事は、事実誤認等により読者に誤解を与えている部分があることから、皆様に事実をお知らせいたします。
まず、同記事が選手派遣の問題があるとしているFISU主催の2018世界選手権大会については、本協会が加盟するJOC(JUSB:日本ユニバーシアード委員会)が日本代表を派遣する権限を有しています。
また、同記事内の「国内チアリーディング団体の現状」とした組織関連図において、IOCと当会が加盟する国際チアリーディング連盟(IFC)は承認や加盟などが関係ないように示されていますが、実際にはIFCはIOCに正式承認されている団体である世界ダンススポーツ連盟(WDSF)の傘下にあるため、IOCとIFCはWSDFを通じて承認ないし加盟の関係にあります。
なお、この件は、IOCによる団体承認の問題が大きく関連しておりますので、当協会としてその推移を見守っているところです。
皆様におかれましては、今般の現状をご理解いただければ幸いです。当協会は今後とも、わが国におけるチアリーディングの統括団体として、着実な競技の普及発展を図って参る所存です。
公益社団法人日本チアリーディング協会